インターンシップ参加の必要性
- 2016/6/30
- 就活初期

就活をひかえた学生から「インターンシップに参加しないと不利ですか?」という質問をよく受けます。
メディアなどでも、企業のインターンシップ導入率が60%を超えたというデータが発表されている通り、採用活動においてのインターンシップへの期待は高まっています。
近年、採用活動の開始時期が毎年変わっていることもあり、確実に優秀な学生を確保したい企業からすると、なるべく早く学生とコンタクトを図りたいと思うのは当然の流れです。
つまり、インターンシップに参加しないと不利になる可能性があります。
参加すべきインターンシップにも記載しましたが、業界によっては、夏のインターンシップに参加した学生をメインに採用するステップが常識になっています。
また、いずれの企業も「採用したいと思う学生」のことは、目をつけておくのは当然のこと。
公開されていないイベントに声を掛けてもらえたり、会社説明会が免除になったり、面接も参加していない人よりも少ないこともあるようです。
さて、インターンシップはどのように申し込めばいいのでしょうか。
もちろん、インターンシップ専用のサイトがたくさんありますので、「2018年卒 インターンシップ」などと検索するとたくさん出てきますので、そこから探してみるのが一番早いですが、そうすると大手のサイトしか出てこないケースもあるので、「2018年卒 ベンチャー インターンシップ」とかでも検索すると今まで知らなかった企業と出会える可能性が高いです。
おそらく、就活をはじめたばかりの就活生は、自分が知っている企業、CMに出てくる企業のインターンシップに参加しようと考えるでしょう。
しかしながら、そういった企業は人気も高く、インターンシップに参加するための選考があります。
選考ステップもエントリーシート、適性検査、面接と本番さながらです。
もちろん、本番に慣れるという意味では勉強になりますが、これにばかり時間を割かれると結局インターンシップに参加できずに終わってしまう学生も少なくありません。
また、企業の中には、とりあえずインターンシップを実施していると感じさせる内容があります。
インターンシップの期間が1日、半日では、正直、肝心な仕事の内容を学ぶことは無理だと思ってください。
ビジネスゲームなどの体感型は、楽しいので、高い満足度は感じることはできると思いますが、振り返ったときに1日の対価があったか、よく考えましょう。
そのコンテンツが有益だと思うもの(例えば、業界について詳しく基礎から教えてくれる、同業他社との比較などを社会人がきいても納得できるような精度の高いものであるとか)があれば参加するというスタンスで十分です。
基本となるのは、インターンシップで自分が何を得たいのかを明確にしておくことです。
- あわよくば、そこで内定がほしい
- 希望する企業の人にいい印象を残したい
- 選考に慣れたい
- いろんな企業をとりあえず見てみたい
- ○×業界について知りたい
- 就活仲間をつくりたい
- 優秀な就活生から刺激を受けたい
【アドバイス】
年々インターンシップを導入する企業は増加しています。やみくもに参加するのではなく、目的をもって行動することをおすすめします。
(文:就活図鑑編集部)