内定者懇親会の裏側
- 2016/9/23
- 就活後期

内定懇親会の目的をご存知でしょうか。
- 内定者同士の顔合わせ
- 社員を紹介
- 企業に対する理解を深めてもらう
- 学生・企業お互いに見極め
など様々な目的がありますが、大きく分けると
- 辞退防止
- ミスマッチ防止
に集約されるでしょう。
就活生からすると、将来一緒に働く上司や先輩や同期がどういう人なのか、冷静に判断できる重要な機会です。
もちろん、人事からある程度の内定者に対する対応マニュアルなどは配布されているとしても、全体的な雰囲気など隠しきれないものは存在します。
また、内定者が一同に会するので、会社が求めている人材がどういうものか、一定の傾向は見えるはずです。
つまり、最終的な判断を内定者懇親会でするというのも「なし」ではありません。
過去に2社で迷っていた就活生が、内定者懇親会に参加したら、すっきり1社に選択できたというケースもあります。
感じる違和感は、恐らく間違いではないからです。
理想の会社はありません。理想の働きたい会社
しかしながら、自分が重要視している条件にマッチしていなければ、最終的にすっきりと決断することができないはずです。
逆に企業からも判断されていることを肝に命じましょう。
どんなに面接に時間をかけても、控え室で観察をしていても、就活生の20数年間すべての確認することはできません。
角度を変えて、選考されていることを忘れないでください。
内定懇親会の終了後、必ず行われているのが、「反省会」という名の内定者に関する感想発表です。
そこでは、今年の内定者の全体的なレベル、自分の部署に欲しい内定者、欲しくない内定者、どの部署・上司と相性が良さそうか、都市部に向いているか、必要な研修など、意見を交換し合い、配属や研修内容の参考にします。
お互いに気を抜けない、そんな場が「内定者懇親会」なのです。
(文:就活図鑑 編集部)