配属希望を叶える!内定期間の過ごし方 【1】同期と仲良くする
- 2016/10/23
- 就活後期

内定はゴールではありません。
内定をとり、入社する企業を決断した就活生たちは、次の心配事が待っています。
「配属先」です。
その決定に関わる可能性のある人事にアピールするにはどうしたらよいのでしょうか。
実際に内定期間にしてもらえると助かること、好印象を抱く事例をご紹介していきます。
まずは、内定おめでとうございます!
しかしながら、内定はゴールではなく、学生生活よりも長い仕事人生のはじまりでもあります。
快適な社会人生活を送るための準備期間の過ごし方のアドバイスをお伝えします。
【1】同期と仲良くすること
内定者の人数が多ければ多いほど、一匹狼的な内定者が出てきてしまうことはよくあります。
入社したら研修などで会うのだから、学生期間は他の友達と目一杯遊ぶ!というスタンスは悪くありません。
しかし、どの内定者に聞いても
- 個人の連絡先がわからない
- 内定者同士の私的な集まりに1回も出ない
- 自分のことをよく知る内定者が1人もいない
- 困ったことがあっても相談できる内定者が1人もいない
という状態は避けましょう。
現在、内定者フォローのために内定懇親会を開いたり、内定者専用SNSを開設する会社が増えています。
また、内定者同士でLINEグループを作って、人事の知らないところでやりとりをするというケースも多いです。
だいたい内定者の中にリーダーシップのある学生が仕切ってくれるので、人事が内定者全員と手っ取り早く連絡をとりたいときはその学生にコンタクトをとります。「内定者SNS重要な連絡UPしたからみんなに連絡して!」とお願いするとあっという間です。
特に地震や事故などの安否確認に関しては、本当に心強いです。
そんなとき、内定者の中に一匹狼くんが存在した場合…こちらは連絡がつくまで心配し続け、他の内定者からも情報が入ることはありません。
もちろん、人事は最後の内定者と連絡が取れるまでアクションをとり続けますが、「内定者に友達くらいつくっておいてよ。」と思ってしまうのが本音です。
そして、4月になり研修がスタートします。
研修講師または内容がハードな場合、新人はここでまず「社会人は厳しい。学生と違う。」ことに気づきます。
そういったときに同期同士で助け合えることはとても重要です。
また、会社によっては早いと数週間で配属先勤務となるでしょう。
つまり、期間が非常に短いため、なるべく内定者のときから仲良くしていてもらえると助かるのです。
拠点が全国にある会社の場合、同期が複数同じ職場に配属される可能性は低く、顔を合わせる機会は年に数回あるかないか。
でも、同じ悩みを抱くケースは多いので、お互いに相談し合う、気持ちを理解してもらえる存在になるはずです。
人事からすると、お互いに悩みを相談できる同期がいるだけで、離職リスクが減ります。
また、新人の誰かに何かあった際、仲の良い同期に様子をきいてフォローすることも可能になるため、内定者の輪に早く溶込んでもらえることは非常にありがたいことなのです。
参考:配属先の決まり方
(文:就活図鑑編集部)