就活がうまくいかないときにしてはいけないこと 【1】内定が出ない就活生同士で集まる
- 2016/10/24
- 就活中期

就活がうまくいかないときにしてはいけないことをご紹介していきます。
「内定が出ない学生同士で集まる」
内定が出ない就活生同士で、
- どうしたらいいか知恵を出し合おう
- 面接対策をしよう
お互いの傷をなめ合うのはやめましょう。
なぜか。
落ち込んでいる気持ちが痛いほどわかる友人に、きっぱりとダメ出しすることができますか?
逆に相手方もあなたの気持ちが理解できる故に気づいても言えないことがあるはずです。
また、お互いに模擬面接などをしても実際の緊張感は生まれません。
学生同士、価値観が近いため、面接のフィードバックもおそらく甘いでしょう。
私はよく近所の喫茶店で、自己PRや志望動機の練習を就活生同士でしているのを見かけます。
また、採用活動についての自分の意見をお話ししている就活生も多いですが、大半がずれているのです。
そして結局自分の中では「友人も内定が出ていないから、大丈夫だ。」「仲間がいるからがんばろう。」と安心するだけで、現状は何も変わっていないのです。
失敗している人の知恵を持ち寄ったところで解決策は生まれません。
せめて内定がすでに出ている友人、もしくは社会人と話をしましょう。
成長には痛みが伴います。
でも、これは就活中に限ったことではなく、社会人になってからも続きます。
仕事がうまくいかない人はどこの会社にも残念ながら存在しています。
彼らは、お互いに仕事ができない同士、同じ上司が嫌いな同僚とともに飲みにいき、会社や上司の愚痴を言い合います。
お互いをがんばっているのになぜ評価されないのか、上司の見る目がないんだ、世の中が悪いなど、自分を客観的に顧みたり、仕事のできる人に話をきいたり、真似をしたりすることよりもこういったことを優先させる傾向があります。
自分のできないこと、苦手なことを目の当たりにするのは辛いことです。
ただ、そういったことは一時的に回避できても、結局いつかは巡ってくるものなのです。
上司が変わっての、仕事内容が変わっても、仮に転職をしたとしても。
だから、乗り越える経験をする必要があります。
もし、就活で何の苦労もなかった人がいたとします。
(あなたよりも先に内定が出ている状態です。)
その人たちは、社会人になってから、ぶつかる辛いことを乗り越えていかなくてはなりません。
辛い就活を乗り越えられたならば、いわいる就活勝ち組と呼ばれる人よりも、きっと社会人になってから必要な力が身についているはずです。
この痛みを乗り越える経験は、一回りも二回りも成長させてくれるのです。
この辛さは、将来、社会人になったときに必ず活きてくることを忘れずに、今乗り越えましょう。
(文:就活図鑑編集部)