
面接官以上にたくさんの就活生と接する受付スタッフ。
そんな会社説明会・面接などで受付をしているスタッフからきいたお話をご紹介します。
「キャリーバッグを預かって欲しい」と自分から言ってくる
地方から選考を受けにくる就活生がキャリーバッグを持っている姿は、よく見る光景ですが、一昔前であれば、
「キャリーバッグはコインロッカーに預けてから選考に来るものだ。非常識だ。」
と感じる社会人も少なくありません。
実は、面接官の中にも、面接を終えた後にキャリーバッグを引いて帰る姿を見て、合格→不合格に評価を変える人もゼロではありません。
つまり、
「社会人からすると非常識な行為を大目に見てもらっている上に、企業に預かってもらって当然という態度はいかがなものか。」
と受付スタッフに感じさせてしまうのです。
ここからは仮定の話ですが、合同説明会などの会場の中には、クロークが用意されていて就活生は無料で使用できます。
また、会社訪問の際、運営上、キャリーバッグを預かることがあります。(スペース等の関係など)
そういった経験から、「キャリーバッグは預かってもらえる。」という誤った認識をしてる就活生が、受付スタッフからの申し出の前に自ら依頼してくるという行動をとるのではと想像できます。
しかしながら、受付スタッフの頭の中は、
1:少し考えれば、今自分がどのような立場におかれているか理解できるはずなことができない。
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2:普段の生活でも同じ行動をとっている。
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3:恐らく、面接でもそれが露呈するはず。
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4:落ちるな。
という思考回路になっているのです。
【アドバイス】
キャリーバッグを持参での就活はいたしかたないこともあります。
しかしながら、ちょっとした配慮が足りなかったことで不合格になるのはもったいないので、十分注意しましょう。
実は、受付スタッフの意見を合否の参考にしている企業も多いので、気を抜かずにいきましょう。
(文:就活図鑑編集部)