就活事前準備【2】ダブルスクールは有利になるのか?
- 2016/10/30
- 就活初期

就活事前準備として、ダブルスクールを検討している就活生が多いようです。
ここで言う、ダブルスクールとは、主たる大学(大学院)に加え、資格取得や趣味のために通っている専門学校等を指します。
履歴書や面接の中で、「ダブルスクールに通っていること」をアピールしてくる就活生がいますが、有利になるのでしょうか。
結論からいうと、有利にはなりません。
就活に資格は必要?でもお伝えしましたが、そもそも資格を必要としている職種(公認会計士、弁護士、税理士など)では、資格を持っていることが前提となります。
一般企業の採用において重視されるのは、
- なぜダブルスクールに行こうと思ったのか。
- 資格をとって、何に活かそうと思ったのか。
- その経験が、自社でどう活かされるのか。
であって、
- 「ダブルスクールに通いました。」👈おそらく、私がんばりやさんですというアピール。
- 「司法試験の勉強をしていました(資格はとっていません。)」👈大学時代、ぼーっと過ごしていたわけではありませんというアピール。
という事実だけでは、アピールにはなりません。
なぜかというのも、たいていの企業では、新卒採用に即戦力は期待していないからです。必要な知識は、研修などで身につけてもらいます。
実は、日本の新卒入社者の約70%が、大学で学んだ専門知識と関係のない職種を選択しているのです。
つまり、就活のアピールのためにお金と労力をかけるのであれば、他のことに時間を割いた方がよいでしょう。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ダブルスクール
(参考:Wikipedia)
(文:就活図鑑編集部)