人事が絶対採用したくない学生 【4】怪メール
- 2016/11/7
- 就活中期

人事が絶対採用したくない就活生シリーズの第四弾。
このシリーズでは、人事が実際に遭遇してしまった、絶対に採用したくない就活生の言動を実例をあげて紹介する記事です。
とある日 @会社デスク
最終面接の準備をしていたときのこと。
ある1通のメールが採用代表メールアドレス(※)に届きました。
※採用代表メールアドレスとは、ホームページなどに記載されている、問合せ先のメールアドレスのこと。recruit@trendsetter.com(仮名)
件名 「最終候補者についての情報提供」
このアドレスに届くメールのタイトルとしては、過去に例がなく、見るからに怪しいタイトル。
ウイルスメールだろうかと一瞬メールを開くのを躊躇してしまいそうになりつつも、会社のLANケーブルを引き抜いてから閲覧。
なんと、最終面接をこれから受験する予定のとある就活生についてのメール。
内容は、もちろん実名+学生生活からアルバイト、就職活動についてまで、当(当時私が在籍していた)会社に最終面接来ると知っていることだけから判断してもかなり親しくないとわからないだろうという感じで、結論としては、「採用する価値ないですよ」と言いたいことだけは理解できました。
逆恨みされている可能性もありますが、送信する側もある程度リスクを承知で送信しているのだから、それ相当の理由があるのだと思います。
結論からすると、この就活生は第一志望の会社から内定をもらい当社は辞退したため、最終面接にはすすんでいません。
しかしながら、親しさを考慮すると第一志望の企業についても確実に知っているはず。
内定先の人事もこのメールを見ている頃だろうかと考えると、心が痛みます。
社会人からすると、メールを送信された側もメールを送信した側も、採用したくありません。
【送信された側】
→社会人になってからも同じようなメールを誰かに送信されるリスクが存在するからです。
(逆恨みの可能性もありますが、新卒採用で、こういったメールが人事部に届く割合は、かなり稀です。)
【送信する側】
→社会人になってからも同じようなメールを送るリスクが存在するからです
何より、就活以前の問題で、普段の生活で、こんなメールを送られるようなことをしないことが大事です。
(文;就活図鑑編集部)