これから必要とされる人事 ー第2条件「変化に敏感かつその変化に対応できる人」ー
- 2016/11/27
- 編集長ブログ

第2条件は、「変化に敏感かつその変化に対応できる人」です。
なぜか。
採用活動を始めるには、計画が必要です。
緻密な計画を立てられれば、あとは実行!するより他にありません。
しかしながら、状況というのは変わります。
会社の状況により、採用人数が100名 → 30名になったり、
突然、採用職種を追加したいというオーダーがあったり。
自社の環境だけではありません。
景気もそうです。地域もそうです。
2011年には東日本大震災があり、大半の会社に影響がありました。
たくさんの会社が一斉に採用活動をする新卒採用では、他社の取り組みなどの情報を得ながら、当初の計画を見直すことが必要です。
そして、個人の気持ちの変化。
たくさんの会社を同時に受験している就活生の気持ちは日々移り変わります。
たとえば、
- 会社の口コミをみて急に志望度が落ちる就活生
- CMキャラクターが好きな芸能人になったと志望業界が変わる就活生
- 他社の面接官の印象が良かったからと内定を辞退したいという就活生
- 自分はその会社に入社したいが、親御さんから反対されたという就活生
就活生の言葉を鵜呑みにせずにアンテナをはっていると、ある程度、なんとなくこの就活生は、どういうことで気持ちが動きそうなのかわかるようになります。
このように採用担当者は、様々な変化をキャッチし、対応していく力が求められます。
特に、人の気持ちを察知して事前に動く、こういった行動が必要です。
(文:就活図鑑編集長)