人事が絶対採用したくない学生 【5】いちゃいちゃカップル
- 2016/12/21
- 就活初期

人事が絶対採用したくない就活生シリーズの第五弾。
このシリーズでは、人事が実際に遭遇してしまった、絶対に採用したくない就活生の言動を実例をあげて紹介しています。
とある日 @インターンシップ会場
過去に、某有名企業でインターンシップの運営をしていたときのお話です。
当時、会社から近いビルの2フロアを貸し切り、500名近い学生を集めていました。
1クール、毎日フルタイム(9:00〜17:00)、3週間近くプログラミングに取り組むという内容。
そんな中、以下のような2人がいました。
- 朝必ず、エレベーターホールまで、手をつなぎ、受付直前でぱっと離れる。
- ランチはいつも一緒。
- プログラミングの課題にとりかかっている最中も何やら2人で楽しそうにおしゃべりしている。
- インターンシップ中に行われる「社員プレゼン(営業がどんな仕事をしている等)」などでも必ずとなりの席に座っている。
ことからしても、周囲の学生はもちろん、私たちスタッフの中でも、「あの2人。確実につきあっているよね。」と誰しもが気づいている状態。
とはいえ、禁止事項でもないし、インターシップ中につき合いだすカップルもいるし、わざわざ呼び出して指摘する問題でもない。
しかしながら、事件は、最終的な結果発表のときに起こりました。
なんと、彼氏が不合格で、彼女が合格。
すると、あんなに仲の良かったカップルが、嘘のように口をきかなくなり、目も合わせない険悪な雰囲気に。。。
結果発表後に、まだ多少のプログラムが残っていたので、周囲の人たちの気まずさといったら、ありません。
同じグループだった学生達には、「心中お察しします。」と声をかけたら、「まじで助けてほしいっす。」と言われ、もう早く終わってくれと願うしかありませんでした。
別に、つきあっている人と同じ企業を受験するなということではありません。
ですが、周囲の人に気をつかわせるような事態はさけること。
入社後、研修中(特に期間が長い会社、研修センターなどで共同生活する会社)に、同期→恋人に発展する新人達だって存在します。
否定はしません。
でも、入社してからは特に、気をつけましょう。
実は、そのような事例をたくさん見てきている採用担当・研修担当は、誰と誰かつきあっているか、だいたい把握できています。
トラブルを起こすと、配属・評価・異動などに必ず影響してきます。
就活中であれば、「採用されない」だけで済みますが、入社後はそうはいきません。
社内恋愛は、ぜひ慎重に。
(文:就活図鑑編集部)