年末年始にすべき就活準備【1】
- 2016/12/26
- 就活初期

クリスマスも終わり、そろそろ今年も終わりに近づいてきました。
今年を振り返ると、
- かなり満足した。(実は内々定ももっている)でも本番はこれからだから、引き続き、がんばるぞー。」
- 「そこそこ、やれることはできた。」
- 「あー、結局やろうと思ったことが全然できなかった。」
と、自分への評価は人それぞれだと思います。
達成感をあまり得られていない就活生は、できなかったことを、くよくよするよりも、今からどうしたらよいかを考えることをおすすめします。
ありきたりではありますが、過去は変えられません。
変えたいと思うなら、今この瞬間から行動を変えましょう。
あと残すところ3日は、年末年始に過ごし方について、ご紹介します。
第一弾は、「親御さんとじっくり話す」です。
就活生を持つ親御様へのアドバイス 11月号でご紹介していますが、自分のことを生まれたときから知っている親御さんとお話しすることは、自己分析にとって非常に有効です。
もう自己分析は終わっているという就活生もいらっしゃると思いますが、自分だけで完結させていないでしょうか?
それはとても危険なことです。自己分析・自己PRの再確認
履歴書もエントリーシートも面接も、結局は他人が評価するものだからです。
自分のこれが強み!だと思っていることが他人からみたら、そうでもないことだった。
自分はこれが苦手!だと思っていることが他人からみたら、そうでもないことだった。
ここにGAPが生じていると、適切なアピールになりません。
「内定がなかなか出ない」と相談にくる就活生の大半が、自分を客観視できていない傾向にあります。
GAPを解消するためには、自分以外のできるだけ多くの人からの評価を集めることが近道です。
・親御さん
・社会人(すでに働いている親戚や知人、アルバイト先の上司、ゼミの教授など)
・友人(幼少期〜大学生、趣味、アルバイト先など)
上記の人たちから自分のいいところ、改善点をきくと、「よく言われる」ことにたどり着きます。
これが、客観的に見た、あなたの強みと弱みです。
データベースは、多ければ多いほど、GAPが少なくなり、面接などで回答しても面接官が違和感を感じる頻度は低くなるはずです。
また、強みと弱みと併せて、なぜそう感じるかの理由や根拠となったエピソードをきくと、面接官に突っ込まれたときにスムーズに回答できるはずです。
年末年始、実家に帰省されるという就活生も多いでしょう。
せっかくなら、ぜひ親御さんとじっくりお話ししてみてはいかがでしょうか。
【親御さんと話をするポイント】
まずは、こちらを親御さんに読んでいただき、その上で、ぜひ話を伺ってください。
もちろん、自分しか知らない部分はあると思いますが、それは一体なぜなのかというヒントが隠されているはずです。
面接によっては、生まれてから現在に至るまでをじっくりとヒアリングする会社があります。
三つ子の魂100までとはよくいった話で、人間の本質はなかなか変わるものではないからです。
先日実家で面白いものを発見しました。
以下について書かれた学生時代の自己分析、入社3年目のときの自己分析ノートです。
(基本の感情)
・自分が嬉しいこと
・自分が腹の立つこと
・自分が悲しいこと
・自分が楽しいこと
(客観性)
・自分が得意だと思うこと/他人からの評価
・自分が苦手だと思うこと/他人からの評価
基本の感情(価値観)については、ほぼ変わらないということ。
ただし、客観性については、自己評価と他人からの評価とのがGAPなくなっていました。
自分のベースを知る上で、親御さんから話をきくことは非常に重要です。
まずは、アルバムを見ながらでも、以下についてきいてみてください。
- 幼少期〜現在までの、学校や塾や習い事の先生などに誉められていたこと、注意されたこと
- 家ではどんな子供だったのか、親からみて子供の良いところ、悪いところ
年末にゆっくり自分のルーツを振り返ってみることは、必ず役に立つはずです。
(文:就活図鑑編集部)