
いよいよ2017年が始まりました。
親御様の中には、初詣でお子様の就職活動がうまくいくことを祈願されたきた方も多いのではないでしょうか。
(私の知人は、いつもより長くお祈りしてました😀)
さて、これから面接などの選考を控えた就活生に親御さんができるサポートを紹介します。
- 第一印象チェック
- 常識チェック
- 気が利く子がどうかのチェック
- 年代の異なる人とコミュニケーションがとれるかどうかのチェック
【1】第一印象チェック
仕事をしたことがない就活生を評価するポイントは、まずは見た目(第一印象)です。
よほどの特殊技能や、即戦力として活躍できるスキルがない限り、必ずチェックされる項目です。
第一印象が良くない就活生の大半は、自分自身もしくは友人同士で確認し合います。
重要なのは、判断する相手の年代が、就活生の同世代ではないということ。
面接官と同じ世代の親御様からみて、どう見えるか。
これを客観的に伝えて差し上げてください。
参考:第一印象チェックリスト(女性編)
第一印象チェックリスト(男性編)
【2】常識チェック
第一印象と同様に、判断するのは親御様と同じ世代です。
就活生からしたら常識でも、ありえないことが世の中にはたくさんあります。(逆もしかりですが。。。)
たとえば、遅刻の連絡を「LINE」や「メール」ですること。
未だに電話でしないことを非常識だと怒りだす社会人がたくさんいることを知らなければ、いつまでたっても怒られている理由や不合格の理由を気づくことができません。
なので、親御様には、お子様が普段していることが、自分達の世代からはどう思われるのかを教えて差し上げてほしいのです。
また、子供の頃には普通に出来ていたことが、なぜかできなくなる就活生がたくさんいます。
参考:人事が絶対採用したくない就活生【3】セミナー会場で朝食を
もちろん、新入社員に提供する研修はありますが、育児の場ではありません。
もし、大人として欠けていると感じる点がある場合は、ぜひ家庭で身につけさせてください。
【3】気が利く子かどうかのチェック
社会に出てから、周囲の人たちとうまくやれる新人の共通点は、「気が利く」こと。
「仕事上で気が利くってどういうことだろう?」と難しく考えることはありません。
たとえば、親御様が食事の準備をしているときに手伝ってくれたり、後片付けをしてくれたり、そろそろお風呂の時間だからお湯を入れにいったり、ソファで寝ていたら毛布をかけてくれたり…そういうことでいいのです。
家では甘えて何もしないというお子様には、もし就活の選考だと仮定して動いてみてもらってください。
普段やらないようでも、実はよく見ていて、できるお子様とそうでないお子様がいることに気づけるはずです。
できるお子様には→もし改善点があれば教える(さらにこうしてくれたら嬉しい等)
できないお子様には→ちょっとずつでもいいから、できるようにさせる(どうしたら助かる、それはなぜか。等)
実は、仕事で大事なことは、相手のことをよく観察して、望んでいることを提供すること。
この基本は、お家の中でも十分学ぶことができるのです。
後編につづく
(文:就活図鑑編集部)