
面接官以上にたくさんの就活生と接する受付スタッフ。
そんな会社説明会・面接などで受付をしているスタッフからきいたお話をご紹介します。
第四回目は、「傘を足にはさんで飛ぶ」就活生です。
雨の日、傘立てなどが用意されている会社も多いので、スマートな就活生は先に傘を預け、書類がぬれないように気を遣っています。
しかし、受付スタッフが出会った就活生は、傘立てがあることにも気づかず、ぬれた傘を足の間にはさみ、書類を取り出しました。
受付まで手を伸ばしても届かない距離だった彼は、何を思ったかそのままジャンプ!
傘を足の間に挟んだまま、受付スタッフに書類を提出したそうです。
想定外の行動に、受付スタッフは唖然。
書類はもちろん、微妙にぬれています。
「ああ、入社してからも細かい気遣いができないんだろうな。」
「鈍感なタイプに見えるわ。」
「人からどう思われるか気にせず、我が道をいくのでしょう。」
そう思ったそうです。
面接会場からは盛り上がっていそうな声がもれていましたが、面接結果は・・・
不合格。
理由は・・・
- ずさんそう
- 打っても響かないタイプ
- 調子はいいが、長期的な信頼関係を構築できなそう
だったから。
きっと就活生本人は、なぜ不合格だったのか、理解できていないのではないでしょうか。
(文:就活図鑑編集部)