内定が出ない理由【9】
- 2017/8/23
- 就活中期

「優先順位づけが苦手」
人生がかかった就活。
焦る気持ちは誰しも理解できます。
1社だけを受験する就活生はかなりレアケースで、たいてい複数社を同時並行するため、スケジュール管理が重要になります。
就活初めは、コツがつかめずにダブルブッキング(同じ日時に予定を2つ以上いれてしまう)してしまったり、移動&休憩時間の感覚がつかめずに食事がとれないとか、次のアポイントに遅刻してしまう学生も多いですが、しばらくすると、電車移動やセミナー等が延長することなどを計算しながら上手に動けるようになってきます。
そういう心配がなくなると、「その場」(会社説明会、面接、社員面談など)を分析したり、楽しむ余裕ができます。
その余裕が、「できる学生」と社会人に評価されることにつながってきます。
スケジュール管理に重要なのが、上記の基礎部分と、「優先順位をつけること」です。
優先順位づけで重要なのが、以下の考え方。
志望度 × 合格可能性
いくら志望度が高くとも、合格見込みのない会社を優先させると内定が出ません。
内定が出ない就活生の多くが、有名、人気企業・職種にこだわりが強く、大半の時間をそこに投資する傾向にあります。
- 就活サイト等からDM(ダイレクトメール)が届いて、タイトルにその社名・職種名があれば「おっ」となりエントリーするけれど、それ以外は読みもせずに削除してしまう。
- 本命企業から電話が来たら、会社説明会の途中でも席を外してすぐに出る
- 志望度の低い企業の最終面接より、本命企業のセミナーを優先する など
内定が出ていないのであれば、「志望度」だけでなく、「合格可能性」にも目をむけるべきです。
(文:就活図鑑編集部)