内定が出ない理由【10】
- 2017/9/26
- 就活中期

「しゃべりすぎ」
「文字数が多すぎ」
限られた時間内でアピールするのが面接です。
グループ面接(60分、学生6名と仮定、質問時間有)の場合、ひとりあたり10分もありません。
個人面接の場合、新卒採用だと平均30分程度の会社が多いです。
自分の20数年間を語りつくすには、足りないでしょう。
面接終了後に
「これも言っておけばよかった。」
「落ち着いて考えたら、あの経験は評価してもらえたかもしれない。」
と、不足に関して反省する就活生を多いです。
しかしながら、
「話しすぎたかも」
「履歴書にぎっしり詰め込みすぎた」
と、過剰さに関して気にする就活生は少ない印象があります。
面接中に、こっちが圧倒されてしまうくらい話し続ける方がいます。
息継ぎを忘れてるのでは?とこちらが心配になってくるほどです。
問題なのは、聞き手の反応をみないということ。
もちろん、アピールは大事ですが、面接はあくまでキャッチボール。
興味のない(面接官からしたらどうでもいい)内容をマシンガンのように話されても苦痛でしかありません。
就活生の中には、専門性をアピールしたい方もいますよね。
とはいえ、同じ分野に素養のある面接官とは限りません。
いきなり、専門用語を羅列し、ドヤ顔で話されても、それが価値あることなのかすら面接官には伝わってないこともあるのです。
書類も同じです。
履歴書やエントリーシートに小さな字でぎっしり書いている就活生。
細いボールペンで書かれると、正直怖いです。
基本的なことをお伝えすると、役員など年配の面接官に小さな字はマイナス評価でしかありません。
(なぜなら、老眼の方には、見えないから。)
「自分たちが読むことを想定していない。=他人のことを気にしない、思いやれない」と感じるのです。
怠けているならともかく、せっかくたくさん書いてマイナス評価になるなんてばかばかしいと思いませんか?
就活は、常に相手に評価されることの連続です。
自分の一方的な思い込みによる努力では、なかなか伝わらない。
だからこそ難しいのだと思います。
ぜひ、「就活図鑑」で社会人の目線・気持ちを理解していただけると「内定」への近道になるはずです。
(文:就活図鑑編集部)