2019卒 就職人気ランキングのほんと
- 2017/12/8
- 就活初期

ときどきニュースで今年の就職人気ランキングが発表されます。
人気のある企業に入社したいと思う就活生も多いのではないでしょうか。
人気がある=自分にとっていい会社ではない
と社会人になってからは自信を持って言えますが、確かに右も左もわからない就活生からしたら参考指標のひとつになってもおかしくはありません。
でも、恐ろしいことにランキングをあげるために運営会社から企業の人事に
- この企画に参画しませんか(たとえば、合同説明会だったり)
- Aプラン以上になると、(ランキング)ポイントがあがりますよ。
という提案があったりします。
たまに、平均7、8位の会社が突然3位とかになっていたら、
「あら、●社さん、今年は採用活動にお金かけてるかな〜」と思ってしまいます。
正直、広告宣伝費としてお菓子メーカーのマーケティング担当者だったりするのなら、ランキング順位に投資しても悪くはない(個人消費の観点のみ)と思います。
消費者からすると人気ランキング1位のチョコレートとか、つい食べてみたくなります。
仮にランキングがお金で買われていたとしても、本当に満足しなければ、次そのお菓子を買わなければいいだけ。
しかしながら、自分の人生を左右する「就職」の場面で、しかも何も知らない就活生に。
満足しなければ、次の会社に移ればいいという問題ではありません。
なんと罪深いことか。
「若手社会人の約50%が就活をやり直したい。」と考えているというデータもあり、人材ビジネス(無料で企業の求人広告を閲覧できる就活サイト、無料で企業を紹介してもらえる人材紹介)の問題点だと考えています。
【アドバイス】
就活生は、他人がいいと思うから自分にとってもいいわけではないと認識することが必要です。
ぜひ、惑わされずに、着実に就活をすることをおすすめします。
(文:就活図鑑編集部)