2018卒 今さら面接で言ってはいけないこと【3】
- 2017/12/18
- 就活中期

面接官に志望動機をきかれたときに
「御社のCSRのひとつである、○活動です」
と言ってはいけません。
CSRとは、企業の社会的責任(Corporate social responsibility)の略で、企業が倫理的観点から事業活動を通じて、自主的に社会に貢献する責任のことです。
よくある事例として
「環境保護」
⇒植林活動、環境汚染の防止、生物の保護など
があり、学生ウケがいいため、WEBサイトや会社説明会などでも、企業がこぞってアピールしています。
だからこそ、志望動機にあげたい気持ちはよくわかります。
とはいえ、現場(特に営業)の面接官からすると、
CSRはあくまで企業活動で得られた利益で実施するもの
と捉えられています。
つまり、それを志望動機として語ってしまうと、
「あなたは、会社でボランティアをしたいの?」
と思われてしまうということ。
面接官の中には、私たち採用担当者に対して、
「あのCSRネタ、説明会で話したり、就活サイトに掲載するのやめれば?勘違いする学生増えると思う。」
とご意見を下さる方も実際にいるくらいです。
確かに、本業あってのCSR。
本業での利益が出なければ、CSRに回せる資金もありません。
とはいえ、面接などで話をきくと、「東日本大震災」の影響もあり、若年層には「社会貢献活動」が特別なものではなくなっている印象があります。
面接官の世代は、NPOとか、ボランティアとかに縁遠い方も多いのです。
これが価値観の違い。
でも、どうしても言いたいのであれば、志望動機の3つ目あたりに語ることをおすすめします。
(文:就活図鑑編集部)