2019卒 「学生時代にもっとも力をいれたことは何か?」と質問されたときの答え方
- 2018/1/15
- 就活初期

「学生時代にもっとも力をいれたことは何か?」
これは、自己PRと同様によくきかれる質問ではないでしょうか。
おそらく、就活生は1〜3つくらい用意して、企業の求める人材像を考慮してカスタマイズをしながら回答しているはずです。
この質問の回答の結果、
「後輩になってくれると仕事が助かる。明日からでも来てほしい。」
と面接官が評価するのは、どんな就活生なのでしょうか。
面接官によって好みが分かれるので、どんな面接官にも共通しているテクニックをお教えします。
【1】成果が数字として表現できる事例を選びましょう。
- 何が(売上、工数、人数、コスト…)
- 何(昨対比、平均値、相場、全体人数…)と比較して
- どうなったか(増加、削減…)
など、定量的に表現できるネタを用意してください。
就活生と会話すると、数字がまったく出てこない方も多いです。
成果として
- がんばりました
- 良くやったと言われました
- 大きく貢献できました
- 改善しました…
という表現では、当事者ではなく、さらに学生と感覚が異なる社会人には伝わりにくいのです。
【2】成果を出すことが難しい事例を選びましょう。
- 利害が対立している関係者が存在
- 関係者が多い
- コストがからむ
- 時間がかかる
- 自分ひとりの努力ではどうにもならない
ネタを選ぶことをおすすめします。
さらに複数名で実行した場合、自分はどんな役割で、どの程度、貢献したか。
についても、必ず説明しましょう。
よくあるのが
- 受験勉強で志望校に合格できました
- 大学の成績が優秀です
- サークルの出席率を上げました…
一人で完結できる内容、成果の影響があまりにも狭すぎるなどの話は社会人から高い評価は得られにくいことを覚えておいてください。
【3】きっかけが自発的な事例を選びましょう。
どんなにすばらしい事例でも
- ゼミの卒論で必須だった
- 家族事情でどうしてもやらなければならなかった
- 友人に人が足りないと頼まれた…
など受け身で始まり、受け身のまま終わったという話は残念でしかありません。
きっかけは、「受け身でも途中からマインドが変わった」という内容であれば問題はないです。
上記のように回答すると、社会人からは「そのときの状況は詳しく教えてください」という質問につながります。
定量的に表現できない「想い」「感情」については、ぜひそこで語ってください。
そろそろ、エントリーシートのたたき台を準備する時期だと思います。
ぜひ、上記を参考にして、社会人から評価される内容に仕上げてみてください。
(文:就活図鑑編集部)