
面接官以上にたくさんの就活生と接する受付スタッフ。
そんな会社説明会・面接などで受付をしているスタッフからきいたお話をご紹介します。
第九回目は、「(終わっても)なかなか帰らない。」就活生です。
会社説明会〜面接などの採用ステップで、自分の番が終わったのに、すぐには帰らない就活生がいます。
- 全体ではできない個人的な質問がある
- 社員と関係性を強めたい(仲良くなりたい)
- OB・OGを紹介してほしい
- とにかく印象を残したい…
就活生にはなんらかの目的なあることは理解できます。
本音をいうと、受付スタッフはもちろん、繁忙期の採用担当者からするとお客様である就活生には、
イベント終了後、すみやかに帰っていただきたいもの。
帰った後には、
- 会場を元のレイアウトに戻す
- 片づけ
- 就活生の評価データ(合否、評価内容とか)をデータベースに登録
- お礼メールの送信
- 次回ステップの調整・案内…
山ほど仕事があるのです。
とにかく一刻も早く、自分のデスクに戻りたい。
とはいえ、お客様に冷たい対応もできないので、最後までにこやかに対応はしてもらえるでしょう。
ただし、あまりにも時間をかけすぎると以下のような評価を裏でつけられることになります。
・空気が読めない
・要領が悪い
・仕事をしても、無駄な残業をしそう
・自己中心的(他人の時間を考えない)
過去の経験上、イベントが終わり次第、速やかに帰る人ほど内定が出やすいです。
彼(女)らは、時間内で、自分が確認すべきことを事前にピックアップして、よほどの個別質問は休憩時間や、事前にメールで済ませるなど効率的に就活をしています。
特に、「個人的な質問」は、たいていが他の就活生にもあてはまる内容が多いです。
であれば、全体質問の際、「もしかしたら、一部個人的な内容かもしれませんが…」と断った上でしてしまえば、残らなくても済みます。
「いい印象を残したい!」
「会社への想いが強い」
のであれば、名残惜しそうに最後まで会場に残ったりしないようにご注意ください。
中には、相談が始まる就活生もいます。
「私ってどの職種に向いていると思いますか?」
「業界に向いているでしょうか。不安です。」
正直、面接もしていない段階でそんなことを聞かれても答えに困ります。
かまってちゃん認定される前に、さくっと用件を済ませ、すぐに駅に向かうことをおすすめします。
本当に様々な人がいる採用現場。
ぜひ、いい意味で目立ちましょう
(文:就活図鑑編集部)