2019卒 人事は教えてくれない!不合格理由ーGD(グルディス)編ー
- 2018/2/1
- 就活中期

採用ステップの中にある会社の多い、「グループディスカッション(以下GD)」。
学生のみなさんから、何を評価されているのかわからない、テーマも似ていて、ほぼ同じ言動をしたのに、合格する会社もあれば不合格になる会社もあるので、どうしたらよいかわからないという質問をよく受けます。
企業側の目的としては、
- 選考はじめにGDを実施することによって、大量の人数を選考するため。
- その会社で業務を遂行する上で必要な能力の一部(リーダーシップ、チームワーク、論理的思考能力、発想力など)を確認するため。
- とりあえず実施してみた。
などがあげられます。
受験した会社が、GDの目的をどのように設定しているかによって、評価するポイントは変わるので、学生のみなさんが混乱するのではないでしょうか。
具体的な事例をあげて説明します。
GDを実施する目的が1の場合、GDは、会社説明会後に設定されます。
ここでは、第一印象、服装、話し方、参加態度など表面的な選考が中心で、学生さんの考え方など深いところまでは選考されません。
クリアした学生は、次回面接で、じっくり話をききましょう!という流れになります。
以下、具体的な不合格理由です。
- 第一印象が良くない(あいさつ、服装、話し方を含む)
- 発言が極端に少ない(あいづちを打つだけ、笑っているだけ…)
- 態度が悪い(横柄、自分だけ話す、非協力的、誰かを頭ごなしに否定する…)
- 求められていることを明らかに理解していない(書記は不要と言われているのに書記をする、指示を守らない…)…
GDを実施する目的が2の場合、選考基準は会社によって異なります。
面接同様、企業が「求める人材像」としてあげている要件や、職種として必要だと想像できるものがあれば、多少意識をして臨んでください。
ただし、作りこみすぎて普段の自分からかけ離れた言動をとることはおすすめしません。
社会人からすると学生さんの演技くらいお見通しだからです。
GDを実施する目的が3の場合、新卒採用を実施するのが初めての会社、採用担当者の経験が浅い場合など、とりあえず他社も実施しているから、過去に実施しているからという企業があります。
内定が出た場合、各選考の目的を質問してみて下さい。具体的な回答がない場合、その可能性が高いです。
選考の目的を定めていない会社には、入社することを考え直した方が懸命です。
参考:以下、就活あるあるのひとつ、GDはメンバーを選べないため、ときには驚く就活生に出会うことも。
そんなときに対処方法です👅
GDで困ったメンバーに出会ったときの対処方法
(文:就活図鑑編集部)