2019卒 社会人と会うときに名刺がないとだめなのか?
- 2018/2/20
- 就活中期

OB・OG訪問が必須と噂される業界の志望者によくきかれる質問。
「社会人と会うときに名刺がないと悪い印象になりますか?」
回答:なりません。
企業のインターンシップやセミナーでも名刺を渡してくる学生さんがいらっしゃいます。
そして、その様子をみた他の学生さんが「え、私持っていないです。申し訳ございません。」と謎の謝罪。
「名刺渡さないと覚えてもらえないのかな。」「渡した方がいいよね。」…とざわつく。
上記は、たまにある光景です。
断言します。
印象が良ければ名刺なんぞなくとも、その就活生の名前は覚えているから安心してください。
逆もしかり。
名刺を渡していないから、多少イメージ悪くても覚えてないよね。
そんなはずがありません。
印象が良い方も、悪い方も、名前・大学名は必ずチェックしています。
だからこそ、名刺など不要なのです。
よく考えてみてください。
社会人には、大学生が持っているような在籍証明書(学生証には大学/学部/学科が記載されている)がありません。
会社によっては、社員証があるところもありますが、異動があるので部署名などは記載されていません。
(社員証がない会社もたくさんあります。)
なので、在籍確認のために「名刺」が必要になるのです。
学生さんが持つべきものは、学生証で十分なのが理解できるはずです。
確かに、さっと名刺を取り出して渡していると「かっこいい。」「出来る人っぽい。」と思ってもらえそうです。
しかしながら、大事なのは、社会人と会ったときの
1:質問内容
2:最低限のマナー
に尽きます。
逆に名刺で期待値を上げてしまうと、その後の質問内容がイマイチの際、「ああ、残念。期待して損した。」と思われかねませんので、適切な質問をリストアップすることに時間を費やしましょう。
さらに、顔写真までついた名刺を用意する就活生も存在します。
そもそも名刺は不要ですが、ビジュアルに相当自信があるなら止めはしませんが、それ以外はコストが高くつくだけですので、おすすめしません。
これから、就活本番。
交通費、アポイントの合間の待ち時間や就活仲間とのつきあいでかかる飲食費、コピー代、写真代、ストレス解消費…
意外とお金がかかるのが就活です。
特に交通費がばかにならないと、就活の先輩達は口をそろえて言っていました。
(地方はもちろん、都内でも都心から遠ければなおさらです。)
無駄な心配、コストをかけずに、やるべきことに注力しましょう。
(文:就活図鑑編集部)