2019卒 就活中という弱みにつけこむ社会人に注意しましょう!
- 2018/3/1
- 就活中期

「就活」
学生にとっては、今後の人生を左右する一大イベント。
「とにかく、まずは1社「内定」をとって、安心したい。」と思うのは当然の心理です。
ところが、そんな想いを逆手に利用しようとする社会人が存在します。
たまにニュースなどで報道されているケースもあるので、ご存知かもしれませんが、以下のようなケースです。
- 人事は絶対言わない会社の裏側を教えてあげるから、飲みにいこうと誘ってくる。
- 採用に関して権限があるとちらつかせ、男女関係にもちこもうとする。
- 仕事とは無関係の連絡をやたらとしてくる。
一社員から、個人的に推薦を受けても採用が有利にすすむなんてことは、絶対にありません。
選考は、複数の社員で、様々な観点から実施されるもので、実力がなければ、採用には至らないからです。
「会社の裏側(実情)」と言われると、きいてみたくなる気持ちは理解できます。
もちろん、人事とは無関係な社員と話すことのメリットはここにあるからです。
では、どうしたらいいのか。
【チェックポイント】
- 昼間に会社の会議室もしくは近隣の喫茶店などで実施してもらう。
- 仕事の都合で夜に実施する場合は、学生(同じ業界志望といえばたいていOK)複数人で実施してもらう。
- アルコールは極力さける。
- プライベートの連絡を渡さない。※LINEなどのアカウントではなく、gmailなどの就活専用捨てアドレスのみ。住所やアルバイト先など場所はざっくりとした情報にとどめる。
- 名刺は必ずもらう。※企業名、所属部署、連絡先などオフィシャルな連絡先。
それでも、トラブルになってしまったらどうすればいいか。
速やかに、人事部(できれば、人事部長)に相談しましょう。
その際、「事実」を持参してください。(中には、クレームをつけたいだけの方もいらっしゃるので。)
- いつ、どこで、誰か、どうした。が時系列でわかるメモ
- 上記の証拠となるメールの履歴、LINEのスクショ、電話着信履歴、通話記録、(会った際の)会話録音など
自社の社員が就活生に迷惑行為をしていることは、会社にとってのリスクでしかありません。
普通の会社であれば、すぐに適切な対応をしてくれるはずですので、悩まずにすぐに相談してください。
社会人って、それだけで一見すごい人なのかもと思っている学生もいるでしょう。
残念ながら、ドラマに出てくるような「理想の社会人」などひとにぎりだと認識を改めた方が誤った判断をしなくて済みます。
中には社長ですら常識を欠いているケースもあります。
もし、人事部に相談しても対応してもらえなければ、大学のキャリアセンター、親御さんに相談することをおすすめします。
とはいえ、そもそもトラブルにならないことが一番です。
トラブル解決は時間もかかるし、何より精神的負担が大きい。
トラブルを招き寄せないように賢く、就活をしてください!
(文:就活図鑑編集部)