
どんなにがんばっても内定が取れない。
なんだか、自分を全否定されているような、自分は社会から必要とされていないのではないか。
普段、勉強もプライベートも自分の方が真面目にやっているのに、ちゃらんぽらんな知人が内定をいくつも持ってる。
自分は知人よりも、そんなに劣っているのだろうか。
いや劣っているから内定が取れないんだ。
両親は何も言ってこないけれど、逆にそれがプレッシャーになる。
友人は大丈夫だよ、がんばれ!もう十分がんばってきたつもり。
もうがんばりたくない。
もう就活やめよう。
消えてしまいたい。
就活がうまくいかないとき、こういった感情をもったことはないでしょうか。
実は、過去に相談に乗っている学生のほとんどがこういった気持ちになっていました。
私も就活生の頃は、帰り道に悔しくて涙したことも、もう実家に帰っちゃおうかなと、あきらめようとしたことも一度や二度ではありません。
普通に電車に乗って働いている社会人を見ると、「一体、この人たちはどうやって会社に入ったんだろう?私と何が違うんだろう。」などと思っていました。
そう考えてしまうのは、あなた一人だけではないということ。
月並ですが、若手をとりまく採用環境は、「超・売り手市場」。
単純に考えて、
人を採用したい会社 > 仕事を探したい人
ということです。
さらに、今、新卒だけでなく卒業後の数年は、第二新卒というカテゴリーで、社会人未経験人材を採用したいという企業が非常に多い状況。
つまり、あなたを必要としている会社は絶対にあります。
現在日本は、若者が働かねば、みなさんのおじいちゃん、おばあちゃんを養っていくことはできません。
つまり、日本はあなたが働かないと潰れてしまいます。
それに、知らないだけで、海外には日本語ができる人を重宝してくれる仕事だってたくさんあります。
自暴自棄になってはいけません。
家族をはじめ、友人だって、アルバイト先の同僚だって、よくいくお店の店員さんだって、あなたの味方です。
仮に今の自分が本当にだめでも、未来はいくらでも変えられます。
「そんなきれいごと言うな」。
そう思われている方。
きれいごとではありません。
少なくとも、この記事を書いている私は、泣きながらでも現実に向き合ってきました。
そうすると、一歩一歩だけど確実に未来が変わります。
そして、まだ見ぬ場所にあなたのことを必要としてくれる人は必ずいることを絶対に忘れずに、できることを一緒にやっていきましょう。
どうしても困ったら:不合格診断
(文:就活図鑑編集長)