
ゴールデンウィーク中、いかがお過ごしでしたでしょうか。
就活を一旦休んでリフレッシュされた方も、全力で活動されていた方もいらしゃるかと存じます。
2019年は採用活動が早期化しており、内(々)定をもたれている就活生も多いことを
私たち就活図鑑スタッフ一同実感しています。
と同時に、2018年4月に社会人スタートを切った新人さんに関する相談が企業から増えています。
実は、もうすでに「出社していない」「退職してしまった」方が世の中には存在するのです。
退職理由は何なのか。
「入社した企業がブラックだった。」
「内定が1つしかなくて、企業を吟味できなかった。」
「内定は複数あったけれど、企業研究を怠り、ギャップが生じてしまった。」
「セクハラ/パワハラ…にあった。」
「職場の人間関係がうまくいかない。」…
もちろん理由は千差万別。
本人と企業側のどちらかが一方的に悪いわけではないこともあります。
何が言いたいのかというと、
「すべてを把握することは不可能である。」
「状況が変化することは当然である。」
ということ。
現在、情報は大量かつタイムリーに流れています。
だからこそ、就職先を決定するために、就活生は様々な情報を入手しようと一生懸命。
実際に短期離職をされた方の話を伺うと、
・内定は5社もっていて、周囲と比較しても企業研究は丁寧に行った。
・内定~内定受諾まで2か月以上かけ、後悔のないよう、たくさんの企業の選考を受けた。
・受諾前に内定者懇親会を含め、複数の社員と話ができた。
と、安易に就職先を決定したとは言い難い状況でした。
しかしながら、その状況は「永久不変」なものではないことを前提にすべきです。
合併してしまったら…
社長が交代したら…
組織が変わったら…
社員が退職したら…
市場が変化したら…
あなたが成長したら…
おそらく、就活生に調べ上げた企業は変わるでしょう。
また、状況が変わった=ギャップがあった=自分の理想がすべて崩れるわけではありません。
もちろん、その企業の独特な慣習などがあるかもしれません。
とはいえ、少なからず、どんな会社にもいいところ、悪いところは存在するのです。
あなた個人にだって、いいところ、悪いところがあるのと同じなのです。
今、新卒・中途にかかわらず、「超・売り手」であることは間違いありません。
なので、次の仕事が見つからないことはない可能性が高いです。
しかしながら、退職理由によっては、「うーん、とりあえず人が足りないから合格でいいか。」という評価をされていることを忘れないでください。
ギャップ=学生から社会人になるための壁
と考えて、すぐに退職を選択することはなるべく避けましょう。
(もちろん、人命にかかわること、犯罪等となると話は別です。)
(文:就活図鑑編集部)