採用活動を成功させるヒント【1】
- 2018/7/31
- 編集長ブログ

関東では台風が過ぎ、また暑さが舞い戻ってきましたね。
さて、今日は、私が20年近く携わっている「採用」という仕事について書きたいと思います。
採用活動はパズルのようなもの。
フレームが組織の役割だとすると、
ピースは人ということになります。
大半の企業は、
・既存の組織に人を補充する
・新規の組織をつくるために人を集める
ことになるのですが、今、空前の「売り手市場」により、このパズルを埋める採用活動が困難をきわめています。
- 「以前と同じ手法でやっても、うまくいかない。」
- 「若い人が採用できない。」
- 「中途がとれないから新卒を採用することにした。」
- 「偏差値の高さ、年齢、転職回数など募集要項をゆるくした。」…
という声をよくきくようになりました。
メディアでは、中小企業を中心として、人手不足倒産などというニュースが掲載されていることも
記憶に新しいのではないでしょうか。
もちろん、しんどいのは理解できますが、「採用できない」ことはないと私は考えています。
パズルを埋めるにはどうしたらよいのでしょうか。
現在の環境下において採用を成功させるために重要なのは、
フレーム&ピースに柔軟性をもたせよ。
ということです。
採用活動が難航している企業の特徴として、
ピース=採用した人材の要件(経験・スキル、行動特性、年齢など)が限定的であることがあげられます。
・業界経験は必須
・業務経験5年以上
・給与は500万以内
・年齢は~32歳。
・TOEICスコア840点以上。などなど
そして、すべてに合致しなければ、書類選考でどんどん落としてしまいます。
最悪なケースとしては、そもそもそんな人材がかなり少ない(もしくは存在しない)場合。
ありもしないパズルのピースを永遠に探していても、見つかるわけがありません。
- はまる可能性が少しでもあれば、採用を考えてみる。
- そして、すでにフレーム内に存在するピースとの配置を検討する。
- (中小企業であれば)フレームだって柔軟に変更できることを想定してみる。
上記のような作業が採用を成功させるヒントです。
もちろん、他にもたくさん手法は存在します。
採用でお困りの企業がございましたら、ぜひご連絡ください。
(文:就活図鑑編集長 西村奈々)