「配属先」が運だめしにならないように今からできること
- 2018/10/1
- 就活後期

先週末~今日にかけ、日本を大型台風が通過していきました。
すでに「内定式」が延期になった、参加できるかわからなくて戸惑った…など、就活に影響があった方も多いのではないかと思います。
私たちは、先週金曜~週末にかけて、そんなクライアント様の対応にてんてこまいでした。
「内定式を予定通り実施すべきか。」
「やるとしたら別日程はいつか。」
「アナウンスはどうしよう。」
基本になるのは、内定者の安全。
この基本さえブレなければ、対応はそんなに難しいものではありません。
実は、内定式に関して、こんなにも世の中のニュースになっているにも関わらず、何の対応もしていない企業もあります。
- 内定式は東京本社でするし、関東の内定者だけだから大丈夫でしょう。
- すでに研修の業者/社員も手配しているし、いまさら変更するのも面倒。
- 恒例なのでずらしたくない。
- 懇親会などのキャンセル料がかかるのがいや。
- 下手に内定者に声をかけると、宿泊費など追加コストがかかるかもしれない。(自己判断にしたら企業は費用はかからない。)・・・
という考えがベースにあるようですが、これってどうでしょう。
まあ、そんな企業に入社すべきかどうかという話はさておき、「内定式」以降にみなさんが気になるであろう
『配属先』
について、お話ししたいと思います。
「配属先」は、「運に任せるしかない。」という人もいます。
しかしながら、裏事情を知る私たちからすると、できることはあると断言します。
もちろん限界はありますが、人事に覚えてもらうことで希望がかなうことだってありえます。
その決定に関わる可能性のある人事にアピールするにはどうしたらよいのでしょうか。
実際に内定期間にしてもらえると助かること、好印象を抱く事例をご紹介していきます。
インターンシップが実質上の採用活動化している現在、人事(採用担当者)は、どのような動きになるか。
例えば、毎年10月頃は、複数年度の採用業務が以下のように同時並行している状態です。
- 2018年に入社した社員のフォロー(配属先での様子など)
- 2019新卒採用の選考・内定者フォロー(つまりみなさん)
- 2020年新卒採用の企画・インターンシップ実施
つまり、休憩なく採用(関連)業務をしていると同じ。
そこで内定者にしてもらえると助かるのが、
- 自分のおすすめの後輩を紹介
- ビックサイトなどで行われる合同企業説明会や大学内で行われる学内セミナーの手伝い
- 内定者セミナーなどへの協力
です。
よく協力していると人事も絶対に忘れません。
助けてくれた人には、それなりの恩義を感じるのが人間というもの。
採用活動が本格化してくる今からでも十分間に合います。
ぜひ、人事に声をかけてみてはいかがでしょうか。
(文:就活図鑑編集部)