
台風24号が落ち着いたと思ったら、もう次の台風がまた日本に接近している模様ですね。
せっかくの行楽シーズン、大事な3連休がつぶれてしまうという方も多いのではないでしょうか。
さて、本日は、
気持ちはわかるけど…それはやりすぎ!と面接官世代に思われてしまう就活生の実例をご紹介します。
【実例】
良い印象をもってもらいたくて、とにかく社会人をほめちぎる就活生。
- 会った瞬間は明るい笑顔でフレンドリーに接してきます。(就活的には、いいことです。)
- 質問タイムには必ず発言します。(就活的には、いいことです。)
- 休憩時間、終了後に採用担当者あるいは先輩社員に話しかけてきます。(就活的には、いいことです。)
- とにかく、会社・サービス・社員をほめたおします。(ここが問題です。)
社会人とはいえ、人間なので、ほめられると嬉しいし、テンションはあがります(笑)
だけど…
「めっちゃきれいですね!○○(女優さん)みたーい。」
「やばい、かっこよすぎます、Aさん。まじ、ほれました。」
「スタイルよすぎ!モデルできますよ。スカウトされたことないですか?」
「大人になったら、Bさんになりたーい。入社できたらBさんと働きたいですー。」
「T社さんの企業理念が、素晴らしすぎて、私の生き方にしたいっす。」
「ここの商品が買い占めたいくらい大好き。」…
本当に思ってくれていたら単純に嬉しいのです。
だけど、あまりにもくどかったり、お世辞感満点だと、だんだん嘘くさく感じてきてしまうのです。
もちろん、適度なお世辞はコミュニケーションを円滑にしてくれます。
あからさまなお世辞とわかっていても、ほめられると気分が良くなるというのは、大企業の社長でも新入社員でも同じこと。
就活生の中には、とりあえずマニュアル、ネット等をみて、ほめときゃなんとかなるだろうと思っている方もいるようです。
以前、同業他社の製品についてほめちぎっている就活生がいらっしゃって、「それうちの製品じゃないけど…」と指摘すると真っ青な顔をされていました。
(実は、私も学生時代に好きな製品を聞かれて素直に他社製品を答え、見事に嫌な顔をされた経験があります(笑))
余談はさておき、お世辞を言うなら言うで
- 内容
- タイミング
- 分量
- 言い方
をしっかりと考えた上でやりましょう。
ポイントは、事実に関して、本当にそう思っていることを、ここぞというタイミングで、誠実な態度で伝えるということ。
そうすれば、「あの就活生、ちょっとやり過ぎ」と思われないはずです。
(文:就活図鑑編集長 西村奈々)