キャンセルがクセになっている就活生必見!ログの影響
- 2019/3/13
- 就活初期

3月に入り、就活生からすると連日のように「会社説明会」、「適性検査」、「エントリーシート」の締切に追われている状況ではないでしょうか。
私も、ほぼ毎日新卒採用に関わっていますが、
そんな中、人気企業ではない会社で頻発していることがあります。
新しい日程がUPされた直後におこる予約変更です。
おもしろいくらい、後に後に日程を変更する方がいます。
過去の経験上、大半の方は、結局参加しないことが多いのですが、中には7月頃、内定先に納得がいかないのか、他に内定がないからか、満を持して、選考にいらっしゃる方も。
そのような方は、就活にどんな影響を及ぼすのでしょうか。
- 日程変更を繰り返す
- 連絡なしに欠席する
- 過去に受験したこと
・・・こういった履歴は、すべて記録されています。
それだけではなく、
- キャンセル連絡をした場合の理由
- その際の電話やメールでのマナーや印象
- 質問した内容
- OB OG訪問した際の評価
など、内定の直前までこれらの情報は合否を決める参考資料とされていることをお忘れなく。
例えば、会社説明会を無断欠席しながら、次のイベントに何食わぬ顔で参加している就活生がいますが、社員に何も言われないから気づかれていないと思ったら大きな間違いです。
帰った後、「あの子、謝罪とか何もなかったよね。」と社員に言われていることを覚悟しておきましょう。
また、何度も日程変更を繰り返す就活生がいます。これも人事は認識しています。
「おそらく、うちは第一志望ではないはず。」と思われています。もちろん、そんなことを就活生に言ってくる人事はいません。
つまり、選考前の段階では何も起きません。
どこで影響してくるか。
最終段階で、総合評価がボーダーのときです。
内定を出そうか、出すまいか迷う場合、企業がもっている、その学生に関する様々な情報を検討するのです。もちろん選考内容が一番重視されるのは当然ですが、こういった小さいことで運命が左右されることも十分にあり得るのだということを覚えておいてください。
人を採用することは、企業にとって重要な投資活動のひとつです。
プロジェクトならば中止ができますが、正社員として雇用した人を簡単に解雇することはできません。
そのため、企業は様々な手法で、人を見極めようとするのです。
面接時の飾られた人柄ではなく、もっとも素が出やすい状況での言動は、社会人になったときの姿を想像させてくれる材料のひとつとして採用担当者は参考にすることをぜひ覚えておきましょう。
(文:就活図鑑編集部)