LGBTだと採用されないの??

就活図鑑_19LGBT

新卒採用をしていて、就活生から問合せが多くなったと感じるこのテーマ。

 

実際に私が相談されたことをお伝えします。

 

とある企業にて、最終面接後に就活生から性同一性障害であることを打ち明けられました。
状況としては、現在戸籍変更の手続きをしている最中で、入社には間に合わないが、将来的にはその予定とのこと。

 

その企業では過去に採用実績がなかったため、人事部長をはじめ配属可能性のある役員達と協議の場が設けられました。
能力的には採用レベル。あとは、ダイバーシティーの一環として採用すべきかどうか。

 

意見は割れに割れましたが、当時営業の現場では顧客とのゴルフ接待が多いこと、社内コミュニケーションの場(社員旅行や部活動など)としてもよく利用されていたことが指摘されました。

  • ゴルフの後にはお風呂に入ります。その際、男性・女性どちらに入るのか?そもそも体はどちらなのか?
  • そもそも接待や社員旅行を断るという決断もできるが、どこまで影響が出るのか。
  • 周囲には公表するのか。

お気づきかと思います。

一番の懸念点は、会社の受入体制なのです。

 

たとえば、男性ばかりの職場に女性が入社するとき、国籍を国外に持つ方の雇用、はじめて帰国子女を受け入れる、障がい者採用の場合など、考え方を含め、自分たちと違うことに対して抵抗感をもつ人がいるのは本当に残念ですが、よくあるケースです。

 

このような考えを持つ社員が多い場合、事前にしっかりとした対策を講じなければ、経営層の一存だけで、採用に踏み切っても残念な結果になってしまいます。

 

例にあげた新卒採用の事例も、結局は採用を見送ることに決まりました。

 

もちろん、採用基準に達していれば、仕事さえしっかりとしていれば、そんなの関係ないと言いたいのが本音です。
(そもそも雇用に関して、LGBTかどうかは無関係であるべきとされています。)

 

実際には、隠して入社している社員だってたくさんいます。
しかしながら、本来の自分の姿を偽って、1日の大半を過ごすのは辛いものです。

 

事前に正直に話して、受け入れてくれない企業は、結局入社しても仕事以外のことで心配になる可能性があるということ。
つまり、選考中に一度、人事に話して相談することをおすすめします。

 

現在、LGBTに理解のある企業を集めた就活サイトもあります。本当は、こういったサイトがなくとも、多様性のある採用が行われる世の中をつくることが私たち大人の役割ですね。

 

企業側に求められるのは、考え方も含め、自分たちと違うことを受け入れる風土をつくることではないでしょうか。
(文:就活図鑑編集部)

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