受付スタッフにきいたNG就活生【3】
- 2019/4/11
- 就活初期

面接官以上にたくさんの就活生と接する受付スタッフ。
そんな会社説明会・面接などで受付をしているスタッフからきいたお話をご紹介します。
第三回目は、「スーツが借り物」の就活生です。
もちろん、スーツは高額な買い物なので、先輩からお下がりをもらう就活生もいるでしょう。
しかし、受付スタッフが出会った就活生は、お直しをせずにブカブカのスーツを着て面接に来社されたそうです。
そんなサイズ感なので、動くたびに肩がずり落ちては直すの繰り返し、ズボンも脱げそうになっては引っ張り上げるわ、ベルトをその場でしめ直す状態。
本人は、その状態で落ち着いて面接どころではありません。
受付スタッフも、何か助けてあげることはないか考えたものの…もはやなす術なし。
面接官はもちろん、「誰のスーツ着てきたの?」で、入室して即、話の内容以前に不合格認定。
就活生がどうしてサイズの合わないスーツを着てきてしまったのかは知る術はありませんが、恐らく
- 急な面接でスーツが用意できずに、とりあえず、父親など身近な人のスーツを着て参加した
- スーツのお直しする時間がなかった
- そもそも無頓着であった
のいずれかではないかと想像できます。
いずれであっても、この就活生の面接官と同様、ほとんどの社会人は、入室した瞬間に不合格にするでしょう。
- 準備不足
- 身だしなみに気をつかえない
という判断をされるから。
社会人なって、ベルトを忘れたからオフィスの近くにあったスズランテープを身につけ、クライアント先に訪問した営業社員に出会ったことがあります。
クライアントの担当者には苦笑いされたそうですが、受注には至らなかったそうです。
もちろん、スズランテープのベルトだけが敗因ではないですが、ひとつの判断材料のひとつにはなった可能性もゼロではありません。
コンペの最終段階で、女性営業社員が生足で来社したことを指摘し、「細やかな対応ができない営業社員では?」と懸念するクライアントさんもいました。
(ビジネスマナー上、ストッキング着用が必須な業界でした。)
上記は、営業社員の身だしなみひとつで判断されてしまう例です。
たかが身だしなみ、されど身だしなみです。
今は高額でなくともたくさんのスーツが世の中にはあります。
気をつけてさえいれば何とかなることで失点をするのは防ぎましょう!
それでも困ったら、第一印象診断
(文:就活図鑑編集部)