面接でギャップを聞かれたら挽回のチャンス?
- 2019/4/15
- 就活中期

面接で、ギャップをきかれた就活生。
けっこう、「そうみえるよ。」と思う回答しかしない方が多いです。
ギャップを質問している面接官の本心は、
- 「この学生のいいところをどうにか探したい。」
- 「エントリーシートの書かれている以外で、面接評価のコメント欄に記入できるネタを見つけたい。」
- 「緊張がとけた状態/普段の様子が知りたい。」
というもの。
面接中の回答では、上記を判断できるだけの「材料」が足りていないのです。
だからこそ、「そうみえるよ。」「そのまんまじゃん。」という内容を回答してしまってはなりません。
では、どんな回答がよいのでしょうか。
「恐らく、こうみられているだろうな」という印象のマイナス要因を払拭する材料を提供しましょう。
【例1】
自分のことを後回しにする位、人の役に立つのが好き。
【例1のマイナス要因】
お客様から頼まれると断れずに引き受けてきそう。
コスパを意識した行動が苦手そう。
一人で仕事を抱えてしまいそう。など
【例1回答モデル】
顧客満足を意識しつつも、費用対効果を意識しながら○を取り組みました。
できないものはできない、いつまでならできるなど代替案を出すことで切り抜けました。
期限までに間にあわないとわかったら、周囲のメンバーに協力をしてもらいました。など
そうすると、顧客志向+コスト意識の高さで、バランスのとれた人材という評価に変わる可能性があります。
【例2】
全員の意見をしっかりときくことを心がけているので、相談しやすい人と言われます。
【例1のマイナス要因】
就業時間中に仕事とは関係ない話ばかりしていそう。
本質ではないところに時間をかけ、解決までに時間がかかりそう。
色々な人の話をきいたところ、結局どうしたらよいか路頭に迷いそう。など
【例2回答モデル】
その場で発言していない人にも声をかけるなどして、全員の意見が出しやすい雰囲気をつくっています。
結局、全員一致で決まることなどほとんどないので、メリットデメリットを出した上で、優先順位をつけながら、結論を導いていました。
時間は無限ではないので、予め時間を決めて、効率化を図りました。など。
など
そうすると、限られた時間内に目的を達成するために行動できるとか、独断的ではなく周囲の理解も大事にできる人材という評価に変わる可能性があります。
ギャップをきかれたときは、面接官からの助け舟だと思って、アピールをしてみましょう。
(文:就活図鑑編集部)